ハンドルネーム SHさん (27歳・ギャンブル歴7年)
読者寄稿第一弾でいきなり興醒めしちゃうかもしれませんが、この鉄則が守れない人はどんなギャンブルでも勝てません。「カーッとアツくなる瞬間がギャンブルの醍醐味じゃないか」「サバサバと勝負してなにが面白いんだ?」。たしかに。ギャンブルの感清は特別です。僕もギャンブルをするときは、ほかでは味わえない興奮があり、それが魅力でもあります。しかし、アツくなるということだけはタブーなんです。
はじめにいっておきます。ギャンブルでの勝率を大幅にアップしようとすれば、その分、いままでのように無邪気には楽しめなくなっちゃいますよ。
「どんなに負けてもいいから、ひたすら楽しみたい」という気持ちでやってる人はいませんよね。やはり勝ちを目的にしているはずです。まずは勝てないことには楽しめないですもんね。
一旦、冷静になってください。ギャンブルというのは相手がパチンコのような機械だったり、麻雀でいえば人だったりが相手になるわけですけど、突き詰めていけば、本当の敵は「自分自身」なんです。
ギャンブルで思うように勝てていない人は、ひとことでいえば「自分自身に負けている」ともいえます。ものすごく屈辱的な言葉かもしれませんけど、考えようによってはものすごく楽なんです。誰でも自分のことは他人様よりも、よーく知っているわけです。その自分に打ち克つことでギャンブルの勝率がアップするんだったら、こんなにも楽な方法はありません。
ただ、そうはいってもこれがなかなか難しいんです。簡単に実践できるんだったら、あなたも、あなたの友人も、みーんなギャンブルに勝ちまくって、当サイトなんて読んでいないと思います。皆様の方の中には藁にもすがる思いでページをめくっている人もいるかもしれません。「そうだよ、じゃあとっとと勝ち方を教えろ!」。ハイ、いまアツくなってページを乱暴にめくっているあなた。僕が最初にいったことをもう忘れてますね。
これぐらいのことでアツくなっていたら、ギャンブルには絶対に勝てないんです。必要以上にアツくなると、周りか見えなくなります。そして、自分の行動がコントロールできなくなる。ホラ、そんなに焦ってページをめくったら破れちゃいますよ。それはギャンブルでも同じなんです。冷静に、丁寧に勝負をすればすんなりと勝てるはずの局面で、カーツとアッくなりすぎて、視界が狭まってしまうことで、たくさんの「勝利のヒント」を見落とすことになる。
目の前に500円玉が落ちていれば、大概の人は気がつきますよね。でも、余計なことを考えていたり、カッカしながら道を歩いていたら、それこそ靴の裏で500円玉を踏んづけているのに、気がつかないでスタスタと歩いていくことだってあります。えっ?俺にはそんな経験がない?いやいや、それは経験がないんじゃなくて、500円玉が落ちていること自体に気がついていないだけですよ、きっと。「俺はギャンブルに強い。トータルでは勝っている」。そう自慢する人に限って、一度しっかりと収支表をつけさせてみると、とんでもなく負け越しているケースが多いんです。それはなぜかというと「自分では気がついていない負け」がものすごく多いからです。
それと、パチンコでも競馬でも、ギャンブルで負けてアツくなっている人には、勝利の女神は微笑まないんです。不思議とそうなんです。負けは、アツくならずに冷静に勝負をすることでかなり減らすことができるんです。これは間違いありません。じゃあ、どうすればいいのか?それは当サイトで説明していきますから、せめて当サイトを読み終んでいる間は冷静さを忘れないでいてください。